大津在住のジャズクラリネット奏者、宮脇惇さんが今月13日、デビューアルバム『SCENERY』=写真左下=をジャズ専門レーベル「CHIGUSA Records」からリリースした。発売を記念したライブを29日(土)、大滝町のライブハウス「ヤンガー・ザン・イエスタディ」(YTY)で行う。
25歳の宮脇さんは昨年10月、現存する日本最古のジャズ喫茶「ちぐさ」が主催する新人発掘オーディションで最高位の「ちぐさ賞」を受賞。選考のライブ審査では、審査委員長を務めた音楽評論家の瀬川昌久氏から「スウィングの伝統を学んだ上で独自の音色、フレージング、センス、オリジナルの創造力など、高度なレベルに集約させている」と高い評価を得た。 今回の音源発表は、同賞の副賞として用意されたもので、自身が率いるバンドでクラリネット・リーダーを務めている。
レコーディングは、20代・30代の先のバンドメンバーで臨み、パート毎に音入れを行う「ブース録り」ではなく、スタジオの中央に集まり、最小限のマイクで昔ながらの「一発録り」。勢いとグルーヴ感を閉じ込めた。
宮脇さんは小学3年生の時に『BennyGoodman物語』を観てジャズクラリネットを独学で始めた。洗足音楽大学JAZZ科に学び、在学中に映画『この世界の片隅に』の劇中曲でクラリネットを担当。卒業後は横須賀、横浜、都内のライブハウス、ジャズバーなどで演奏を行っている。今秋の「横須賀トモダチジャズ2019」への出演も決定している。
今月29日のYTYライブは、開演午後0時30分。観賞チケットは2500円。
問い合わせはYTY【電話】046・828・8306
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