成年後見制度と終活支援をテーマにした市民公開講座が６月29日（土）、日の出町のヴェルクよこすか６階で開かれる。（一社）コスモス成年後見サポートセンター神奈川県支部横須賀地区が主催。
病気や障害などの理由から判断能力が不十分な人を支援する成年後見制度。その制度に携わる行政書士で結成される同法人。当日はテーマ毎に２部制となる講演会と無料相談会で構成される。
まず同地区長で行政書士、社会福祉士でもある小林浩悦さんが制度の概要から解説。利用にあたっての具体的な手順や費用などについて実例を踏まえながら30分ほどで伝える。
その後横須賀市福祉部福祉専門官の北見万幸さん＝写真＝を講師に迎え、「わが国最初の終活支援」をテーマに１時間ほど話を聞く。北見さんは市が昨年５月から始めた、終活に関する個々の意思や情報を市に事前登録し、有事に市が本人の代わりとなって親族や病院、警察などへ伝える、国内初の制度事業を手掛けた。
また同地区会員の行政書士による相談コーナーも開設され、来場者からの個別の質問を随時無料で受け付ける。
時間は午後３時から５時30分。事前予約不要、先着60人。参加費は資料代として１００円。
問い合わせは同地区長の小林さん【携帯電話】０８０・２２４６・２１２０
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