古代ヨーロッパを起源とし、吟遊詩人も奏でた軽快で神秘的なその音色からファンタジーを題材にした映画やゲーム作品などで多く用いられているケルト音楽。代表楽器の一つ「ケルトハープ」の音色に魅せられた人がいる。田浦町在住の志村由紀子さんだ=写真。
ケルトハープとの出会いは十数年前。友人の勧めからウェブ上で視聴して「なんて美しい音色なんだろう」と感激。聴くだけでなく、演奏にも手を伸ばした。習い始めた当初は先生と共に病院や高齢者施設などで演奏を行ってきた。自身が日々の生活の中で感じた思いや景色を膨らませて曲の制作にも挑戦。昨年、19曲を収録した自身初のアルバム「メモーリア」をリリース。ハープ奏者として活動の幅を広げる志村さんだがこれまで音楽との接点はほとんどなく、今でも楽譜はほとんど読めないという。練習や作曲する際は耳で覚えるという独自のスタイルで腕を磨いた。
9月7日(土)にはドブ板通りにある「ワンドロップカフェ」でライブを行う。アルバム収録曲のほか、新曲も披露する予定だ。
午後3時30分開演で約1時間。料金1千円。
ライブの予約、問い合わせは志村さん【メール】nekojiharp45@gmail.com
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