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三浦学苑 未来の教育 横須賀から発信 創立90周年記念 教育シンポジウム
三浦学苑高等学校では10月12日(土)、創立90周年を記念した教育シンポジウムを開催する。7月には国際バカロレアディプロマプログラムの認定を受けた同校。この記念すべき年に未来の教育を横須賀から発信しようと、教育界に精通する4人の専門家を招き、講演・パネルディスカッションを行い、これからの教育を考える。
高大接続の教育改革
最初に登壇するのは、情報科学・認知科学の研究者であり、文部科学省の審議会である中央教育審議会の会長や環太平洋大学協会の会長、慶應義塾長などを歴任した安西祐一郎氏。テーマは「未来に生きるすべてのひとたちのために―高大接続改革を踏まえた教育はどうあるべきか―」。高校と大学が一体となった教育改革をリードする安西氏が未来の教育の在り方について基調講演を行う。
認知科学から見た教育
続いて講演を行うのが、東京大学大学院の教授で、認知科学を専門とする開一夫氏。テーマは「認知科学からみたこれからの教育」。開氏は今年から同校において、生徒と教諭の脳活動を可視化し学習に役立てるシステムの実証実験を実施している。講演では実験の途中経過や脳科学的視点で未来の教育を語る。
IB教育から考える
3人目には、文部科学省とともに国際バカロレア(IB)の普及に取り組む坪谷ニュウェル郁子氏が登壇する。
IBとは、国際的な教育プログラムのことで、認定を受けた学校でのみ提供できる。認定校では独自のカリキュラムに沿った授業を受け、試験のスコアにより修了書が与えられる。そのスコアは世界共通の成績証明となり、国際的に価値のある資格となっている。近年は日本国内でも注目され始めている。同校は7月25日付で認定校となり、2020年度より普通科にIBコースを新設する。
IoTが創る未来教育
最後に登壇するのは、経済産業省で教育産業室長を務める浅野大介氏。テーマは「Society5・0と『未来の教室』」。
「Society5・0」とは、IoTの普及によって様々な情報や知識が共有され、今までにない新たな価値を生み出し課題を解決する社会を指す。狩猟社会(1・0)、農耕社会(2・0)、工業社会(3・0)、情報社会(4・0)に続く新たな社会。教育を産業的視点から捉え、誰もが「創造的な課題発見・解決力」を育むことができる学びのシステムについて、浅野氏が語る。
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