児童・生徒が献立を考案する「かながわ学校給食夢コンテスト」で横須賀市内では野比東小学校から4人、神明中学校から2人が受賞した。
神奈川県教育委員会などが主催で、給食で食べてみたい「夢の献立」を募集。献立の目的、アイデア、独創性などで審査されるもので、食文化、地場産物、野菜の3つの部門が用意されている。700件を超える応募の中から30件が各賞に選ばれた。
野比東小学校の5年生は、総合的な学習の時間の一環で、夏休みの宿題として取り組んだ。「食文化を身近に味わえるで賞」に輝いた石川莉衣菜さんは、「野菜たっぷり‼ジェノベーゼ」を提案。「家でよく食べているので給食にも出してほしい」と考えた。同賞には、東洋医学をもとに夏バテに効く鶏飯を考えた中石悠斗くんも受賞した。「地場産品をおいしく食べられるで賞」には、佐藤駿くんの「マグロのそぼろ丼」。ゆでたささげをそぼろと一緒に添え、色合いにも工夫を施した。受賞献立の一部は、県内の食堂等でメニュー化される予定。
3メニュー商品化
カゴメ株式会社が提供する「野菜を楽しく食べられるで賞」には、山形県に祖母がいるという馬塲蒼大さん(野比東小5年)の「いもに風うどん」が受賞したほか、神明中学校3年の永塚実菜さんが苦手な野菜をおいしく食べられるようにと作った「野菜たっぷりドライカレー」、せんべいを砕いてトッピングしシーザーサラダ風に食べる「野菜ゴロゴロおせんべサラダ」を考えた1年の長谷川翠織さんが選ばれた。3つのメニューは、富士シティオ、イオンで惣菜として商品化され(神奈川県内と南関東エリア)、来年1月以降に店舗に並ぶ見込みだという。
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