横須賀市、同市議会、横須賀商工会議所主催の賀詞交換会が今月6日、不入斗町の横須賀アリーナで開かれ、地元政財界や町内会の関係者が顔を揃え新年を祝った。小泉進次郎環境相も出席した。
最初に挨拶に立った上地克明市長は、「家族や隣人との絆を深める年にしたい」と語り、AIやIOTなどの技術革新が目覚ましい発展を遂げているからこそ、心の豊かに暮らせる社会を実現させるとした。3人に1人が高齢者という中で財政がひっ迫している状況も伝え、経済的な不安の打開に観光振興を挙げた。「成長が最も期待できる分野。エンタメの手法も用いて人を呼び込みたい」と意気込んだ。浦賀奉行所300周年にも言及。「第2の開国を意識して、振り返った時に時代の転換点だったと呼ばれる1年にしたい」とまとめた。
板橋衛市議会議長は、「ルートミュージアム構想の拠点となるガイダンスセンター設置が大きく動き出す1年」と発言。横須賀〜北九州のフェリー航路の開設で都市間交流が進むことにも期待感を示した。
経済界を代表して言葉を述べた商議所の平松廣司会頭は、人口減少、事業所・業種の減少といった現実的な課題を挙げ、
解消に向けて官民連携の必要性を述べた。働く場所の創出、企業誘致への挑戦を語り、「できない理由を探すのではなく、どうすればできるかを考えよう」と呼び掛けた。
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