よこすかの音楽家を支援する会(YMSA)は3月と4月、唱歌や昭和の歌謡曲を同会のオペラ歌手が歌い、オンラインで配信する「おうちで歌声の会」を実施した。これまで、はまゆう会館で集まって実施していたが、会館の利用休止もあり、代替策として急遽始めたもの。この活動を6月から支援しているのが一般財団法人シティサポートよこすか(CSY)だ。
「合唱の愛好者やコーラス団体、外出せずに引きこもりがちな高齢の人が自宅で楽しく歌えるコンテンツで横須賀を元気づけてほしい」と同会の活動に賛同し、「おうちで歌声の会」の内容充実に向けたサポートをしている。今回は、場所を三浦海岸の音楽教室サロン「ムジカソアヴェ」に移し、撮影環境も整えた。バリトン歌手の宮本史利さんらが出演し、「茶摘み」「われは海の子」など季節に合わせた作品を収録した。宮本さんは「私たち音楽家はステージなどでの活動が思うようにできず厳しい環境が続いている。そんな中で地域からの支援は私たちの大きな心の支え。感謝している」と語った。
YouTube(「よこすかの音楽家を支援する会」で検索)で24日から配信中。以降は月1回、動画を追加していく考え。同財団のホームページ、J:COMなどでも動画を観られるようにする予定だという。
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