野比海岸に今月10日、長い胸びれを特徴とするザトウクジラの死骸が漂着した。体長約8・5mの若い個体。冬場は沖縄や小笠原諸島に生息しているが、春になると餌を求めて北上を始めるという。病気または群れからはぐれるなどして東京湾に現れたと考えられる。
現地で調査を行った観音崎自然博物館の山田和彦学芸部長によれば、死因は不明。「絶命した場所は特定できないが連日、南寄りの強風が吹き続いていたため、沖から運ばれてきた可能性がある」と話した。昨年5月にも同種のクジラが北下浦海岸に流れ着いた。
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