浦賀署の移転に伴い、横須賀市は現在、神奈川県に対し現庁舎が建つ土地=写真=を取得する要望を示している。
県が所有する土地においては、一般入札の前に当該自治体に対し、取得の有無を照会することになっている。浦賀署の移転計画に関しては、浦賀駅周辺に交番がないことから、地元町内会は2015年末、跡地となる場所に警察機能のある施設を配置することや市道の歩道確保などに関する要望書を出していた。
敷地面積約1913平方メートルのうち、約300平方メートルにあたる浦賀交通安全協会の建物がある用地は、神奈川県警察が使用を決定した。この場所に、交番の要素を取り入れた新たな施設の建設をこれから順次進めていくという。
現庁舎がある残りの約1600平方メートルは、市が取得する方向。来年度以降、県総務局が建物付きで売却を予定しており、県警の新施設が完成するまでは、旧署を「仮設交番」として利用する。市が土地を取得した際の利用方法としては、目の前を通る市道の拡幅や隣接する浦賀行政センター駐車場拡張などを想定しており、今後、県と価格を含めた交渉を進めていくという。
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