横須賀版 掲載号:2020年11月20日号 エリアトップへ

物理学者の小柴さん死去 旧制横須賀中学出身

社会

掲載号:2020年11月20日号

  • LINE
  • hatena
「横須賀高校100周年」の本紙インタビューで撮影(2008年)
「横須賀高校100周年」の本紙インタビューで撮影(2008年)

 横須賀育ちで2002年にノーベル物理学賞を受賞した物理学者の小柴昌俊さんが今月12日夜、都内の病院で亡くなった。94歳だった。

 小柴さんは小学生の頃、愛知県から横須賀に移り住んだ。諏訪小学校を卒業し、旧制横須賀中学(32期・現県立横須賀高校)を経て東京大学理学部に進学。一貫して物理学を研究する道を歩み、物質のもとになる素粒子の一つ「ニュートリノ」の観測に成功した。

 軍人になる夢を抱いていたという小柴さんが、物理学に目覚めたのは横中時代。1年生の2学期に小児麻痺にかかり、入院中の病床で失意に沈む中、数学担当の教師から『物理学はいかに創られたか』というアインシュタインとインフェルトが書いた本を渡されたことが最初の出会いとなった。

 2〜3年生の頃、物理の試験で「ボイル・シャルルの法則を導け」という出題に対して「この法則は実験をやって初めて結果が出るもの。理論だけでは導けるものでない」と答案を白紙で提出。教師から生意気だと注意を受けると、憤然と席を蹴って教室を飛び出したというエピソードもある。

 横須賀高校出身で小柴さんの後輩でもある上地克明市長は「横須賀市にゆかりのあるノーベル賞受賞者で唯一の名誉市民として、多くの若人へのご指導をお願いしたかったところ。非常に残念」と哀悼の意を表した。

啓進塾 新入塾生を募集

中学受験専門 本当の「賢さ」を育てる 入塾説明会など開催

http://www.keisin.com/

<PR>

横須賀版のローカルニュース最新6

開園16年目で1千万人

ソレイユの丘

開園16年目で1千万人 社会

2月26日号

春への誘い

田浦梅の里

春への誘い 社会

2月26日号

生産性向上の大切さ

生産性向上の大切さ 経済

青年会議所がウェブ講演会

2月26日号

ひな人形と“映え”写真

ひな人形と“映え”写真 文化

観音崎公園に手作りオブジェ

2月26日号

揃いの法被で威勢よく

しらかばこども園

揃いの法被で威勢よく 教育

2月26日号

カレーに「横須賀」たっぷり

カレーに「横須賀」たっぷり 経済

市内事業者がレトルト開発

2月26日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月26日0:00更新

  • 2月19日0:00更新

  • 2月12日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年2月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク