横須賀・三浦の若手経営者らでつくる(公社)横須賀法人会青年部会(加藤隆史会長)は先月28日、長瀬にある児童養護施設「しらかば子どもの家」を慰問した。
入所する子どもたちと共に、新型コロナ対応の最前線にいる医療従事者に対し、感謝とエールを伝える「飾り旗」を制作。子どもたちは三浦市三崎にある三富染物店の三冨實仁さんらの指導を受けながら、江戸時代から伝わる染付技法を体験した。疫病退散の御利益があると言われる妖怪アマビエと、平穏な生活が穏やかな海の波のように続くよう願う青海波文様が描かれた旗を青や黄色の染料で塗っていった。これらは同店で仕上げ作業が行われたあと、子どもたちによって手書きメッセージが加えられ、横須賀共済病院など3病院へ寄贈する。
同法人会青年部会は奉仕活動の一環として、毎年同施設を訪問し、様々な催しを実施。今回は普段、社会的養護を受ける子どもたちが、社会貢献する側に立つことで自己肯定感を育んでもらおうと企画された。
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