くりはま花の国(神明町)で、季節外れに咲いたピンクとイエローの花が、来園者らを驚かせている。
豪華な花が存在感を放つことから園芸愛好家に親しまれている西洋シャクナゲ。例年であれば4月中旬に開花のピークを迎えるが、今月8日、樹木園を訪れると、すでに数えきれないほどの花芽をつけており、木々の隙間から桃色の花がちらほら顔を出していた。また、第二駐車場に続く四季花壇とハーブ園では、蝋細工のような小さく黄色い花をつけたロウバイを確認。こちらも見ごろとなる1月中旬より1カ月以上も早く先月初旬に開花した。英名を「ウインタースウィート」というだけあって、周囲には甘い匂いが立ち込めていた。
同園広報マネージャーの森田馨一さんによると「こんなに早く開花するのは、ここ数年では珍しい。昨年は台風による塩害もなく、気温も比較的高かったため、木が錯覚してしたのでは」と分析する。
いずれの花も今月中旬から下旬まで楽しめるという。
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