「伝えたい人」を想い浮かべて
外出自粛に伴う「巣ごもり生活」をどう楽しむか─。ひとつの案として自分史作りに挑戦してみてはいかがだろう。
自分が生きてきた歩みを文字として残す作業は、心がすっきり整理され、脳の活性化につながる。残りの人生の過ごし方を考えるきっかけにもなるはずだ。
生まれてからの生い立ちに沿って書き始めるやり方もあれば、印象深い出来事などを深く掘り下げてまとめる方法もある。自分史教室で講師を務めている自分史活用アドバイザー(自分史活用推進協議会)の玄真琴さんは、「何のために書くのか。誰に読んでもらいたいのかを明確にすることがポイント」とアドバイス。教室の参加者には、亡父に向けて自分の人生はこうだったと感謝を込めて綴った人もいたという。
誰もがぶち当たる「どこから手をつければ」という最初の関門突破に役立つのが、回想の手助けとなる日記や手紙、アルバムの写真などだ。これらを手元に置いて記憶を整理するように進めれば、思い出の扉が開いていく感覚を味わえる。
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