造園技師が長年の経験から見出した環境再生の手法を学び、傷んだ自然の環境再生施工と、この手法の研究・普及啓発をテーマにした「大地の再生」プロジェクトが今月12日と13日、芦名の浄楽寺境内で行われた。
この企画は人間によって変えられた大地の水や空気の流れを見直し、自然な状態に近い循環環境を取り戻そうとする、全国的な取り組みの一環。市内でも他所で以前に実施され、その際に参加した同寺副住職の土川憲弥(けんみ)さん=人物風土記で紹介=がその考えに共感し、寺での実施も依頼した。
3回目となった今回は生き物が生息できなくなってしまった池の泥を掻き出し、本堂周辺の地面や側溝のコンクリートに穴を作り、藁や炭などを入れて地中の水と空気の流れをよくする工事を行った。
今後もこのプロジェクトは続き、地元参加者も募っていくという。
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>