郷土の歴史や文化を伝える市民団体「久里浜の文化を考える会」は先月17日、久里浜にある「夫婦橋」の由来について書いた看板を設置した。
これまで小学校や病院などに地域の歴史を絵本にして届けてきた同会。新たな取り組みとして「聞いたことはあるが、その背景を知る人は少ない」という名所の看板を制作することに決めた。
江戸時代には「暴れ川」と言われた平作川。農民で土木技術者の砂村新左衛門がそこに橋を架けようとしたが、幾度となく洪水で流失するため、美しい娘を人柱に奉げてようやく完成したという悲しい伝説がある。
看板には、名称の由来である関東大震災まで2つの橋が存在したことや当時の橋はもっと上流にあったことなどが、写真入りで記載されている。
小川喜久雄会長は「地元を愛する気持ちを育んでもらえれば」と話す。
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