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横須賀版 公開:2021年4月9日 エリアトップへ

同業者が"技"をシェア 料理人ら他ジャンルに学ぶ

コミュニティ文化

公開:2021年4月9日

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パン生地の扱い方を説明する森さん(写真右)
パン生地の扱い方を説明する森さん(写真右)

 中華のシェフがパンやピザづくりに挑戦―。市内の飲食事業者が”先生”となって料理人にスキルを伝授する試みが始まっている。

 企画を立ち上げたのは、横須賀中央で焼き肉店を経営する松井則昌さん。これまで、市内の飲食事業者との交流やコラボメニューなどに取り組む中で、「メニューの幅を広げたり、食材の料理法を増やしたり、料理人がスキルアップできる機会を創りたい」と思うようになったという。そこで2月、中華と和食の料理人に声をかけて、同業者向けの教室を初めて開催した。「自分自身もキンピラの作り方や鍋の振り方など、すぐに実践できるスキルを学べた。違うジャンルの料理法を学ぶのは大きな刺激」と松井さん。今月5日には、2回目の教室を実施。法塔ベーカリーの森柾人さんとパティスリークロの黒木賢二郎さんを講師に、パンとスイーツの実習を行った。

 参加したのは、和食や中華の料理人など約20人。パン生地をこねてさまざまな形に成型したり、カスタードクリームを作る様子を見学したりした。「ほかのジャンルの手法や食材の使い方など、料理の世界が広がると思う。持ち帰ったスキルをつなげてほしい」と森さん。衣笠にある中華居酒屋「じぇっと天」の新井城一さんは2月に講師を担当。今回は生徒として参加した。「中華でもスイーツはあるが、似ているけど違う料理法を学べて勉強になった」と語った。

飲食業界の底上げに

 今回は生産者も参加しており「同業者の交流だけでなく飲食店以外の横のつながりも広げる場という側面がある」という松井さん。三浦半島の食材がメディアなどで取り上げられることも少なくないが、そこで登場するのは市外のシェフ。「地元の野菜や海産物を、”地元の料理人”が自信をもって紹介する―そんな循環を作りたい」と話す。コロナ禍で大きな打撃を受けている最中だが、松井さんは「横須賀の飲食業界の底上げや新たなアイデアの創出になれば」と意気込む。今後は2カ月に1回のペースで開催を考えているという。
 

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