♯最終回/境界線 eスポーツで未来を拓く
eスポーツの普及を目指していく中で避けられない負の側面、いわゆる「ゲーム依存」について、専門医から貴重な話を聞くことができた。自分自身の経験からも、ゲームにそうした危険が潜んでいることはよく理解できる。特に若年層はプレイ時間の制限など、大人による使用状況のチェックの必要性を再認識した。
ただこれは、競技志向のプレイヤーにとっては悩ましい問題である。技術の上達には一定の練習量と時間が必要であり、「いくらでも練習したい」というのが本音。野球やサッカーでトップを目指すチーム・選手と同じ理屈である。
一つのことに夢中になることと依存の境界線は自分にもわからない。わからないからこそ慎重になるべきだが、前向きな気持ちは大切にしたい。学業との両立を前提に自由に楽しみたいのが今の正直な気持ちだ。
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