横須賀中央駅隣接の商業施設「横須賀モアーズシティ」がコロナ禍での新たな取り組みとして市内飲食店のキッチンカーを誘致し、従業員向けにテイクアウト品の販売を行っている。
施設内で働くスタッフを対象に行われている従業員サービスの一環。さらにコロナ禍で苦境に立たされている市内飲食店の販路拡大・販売促進として役立ててもらう、支援としての狙いもあるという。不定期開催ながら販売金額の一部をモアーズ側が負担。出店者と購入者の双方にメリットがあるサービスだ。
すでに「第7艦隊バーガー」などの個性的なメニューで有名なドブ板通りの飲食店「TSUNAMI」が販売会を行っており、好評。今月9日には三浦半島を中心に展開するキッチンカー「THE STAND」が出店し、ボリュームたっぷりなチキンオーバーライスとキューバサンドをおよそ200食販売した。購入したスタッフからは「手頃な金額で、温かいものが食べられてうれしい」「勤務中は時間や感染予防の点から施設の外に出づらいので、こうしたサービスは嬉しい」という声が聞かれた。「THE STAND」の根岸辰也さんは「天候や人手に左右され、予想が立てづらい出店とは異なり、今回は決められた時間内にまとまった数量を売れるありがたい機会だった。次の機会もあればぜひ加わりたい」と話した。横須賀モアーズシティでは出店を希望するキッチンカーを今後も募り、条件が合えば出店イベントを開催していくという。問い合わせは【メール】yokosuka@more-s.com、または℡046・825・1471
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