社会奉仕に取り組む三浦学苑高校インターアクトクラブの生徒らが、西アフリカに位置するブルキナファソ国に学校を建設するための支援活動に取り組んでいる。
同国は紛争などによる政情不安を理由に深刻な教育問題を抱えており、学ぶ機会を奪われた子どもがたくさんいるという。2017年に同国の政府要人が日本の教育現場の視察として同校を訪れた際に、学校建設の協力を求めたことがきっかけ。以来、クラブのメンバーが同国の大使館を訪れて関係づくりや支援のための準備を進めてきた。今年度から本格的に動き出す。目標金額は2300万円。学校の建設費や教材の購入費に充てる。具体的な活動として、校内外で募金を呼び掛けるほか、同国の特産品であるシアバターを送ってもらい、生徒らが石鹸やハンドクリームに加工して販売することを検討している。使わなくなった体操服や体育館履き、手づくりのリサイクルノートなどを現地に届ける取り組みも並行して行う。支援の輪を広げるための広報紙を定期的に発行し、活動状況を発信していく。
インターアクトクラブは、奉仕団体のロータリークラブが支援する下部組織。今回のプロジェクトには、横須賀ロータリークラブと若い世代がメンバーの横須賀ローターアクトクラブも参加。3つの組織が連携して早期の実現をめざす。
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