三浦按針の名前が付けられたバラを横須賀市に寄贈した地域団体「コロボックルの会」(田口義明会長)に対し、市は今月11日、感謝状を贈呈した。
このバラは、熊本県の愛好家が交配して手掛けたもので、深い赤色の房咲きが特徴。佐世保バラ会の会長が按針の英国名にちなんで「ウィリアム・アダムス」と命名し、長崎県平戸市の「ANJINローズガーデン」に植えられている。今年4月、「按針に縁のある街をバラでつなげたい」と同会がこれを購入し、静岡県伊東市などゆかりの街の活動団体などに寄贈した。横須賀市にも5鉢贈られ、先月末にヴェルニー公園の「神奈川にちなんだバラ」の一角に植えられている。
「とてもきれいな色合いで素敵だ」と上地克明市長。按針や逸見地区の歴史・文化を紹介する活動をしている同会は「花を説明する掲示板には、逸見に領地があった按針のことを書いてほしい。できれば英文も付けて」とリクエストした。市の担当課は「大事に育てていきたい」と語った。
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