市内を中心にガソリンスタンドを展開する湘南菱油株式会社(大庭大社長)が今月8日、日の出町にあるガソリンスタンドで市消防局との合同訓練を実施した。
今年は東日本大震災発生から10年の節目。同社は約70年の社史上無事故だが、若手スタッフ育成と震災の教訓を風化させないため消防局へ訓練協力を要請した。当日は各スタンドの現場責任者や新入社員らが参加。消防署職員の座学に加え、消火器操作や火災発生時の消防署への連絡にあたっての要点、タンクローリーからの出火を想定した避難誘導といった初期消火活動の実地訓練も行った。神奈川県危険物安全協会連合会で会長を務めている大庭社長は「実際に体験し、知っておくだけでも有事の際のスタッフの対応が変わってくる。エネルギーを通して地域の人たちの心を豊かにするため、安全安心の場所づくりは事業者の責任」と話した。
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