(公財)横須賀芸術文化財団のアーティスト派遣事業として今月22日、大津中学校で3年生を対象にジャズバンドの学校訪問ライブが開かれた。
今月8日の山崎小学校に続いて2回目の実施。同小・中学校出身でジャズクラリネット奏者の宮脇惇さん率いるバンド「WOOD FORD」が招かれた。当日は、ベースの入船裕次さん・ギターの渡部良介さんと共に「A列車で行こう」「聖者の行進」「イン・ザ・ムード」などのスタンダードナンバーを披露。ジャズの歴史も解説した。
プログラムの最後には、同校吹奏楽部の3年生とのジョイントステージを用意。生徒に馴染みのある「紅蓮華」「炎」の演奏に、「WOOD FORD」の3人がジャズのアレンジを加えて盛り上げた。部長でトランペットの別府杏子さんは「プロとの演奏は貴重な経験になった」と特別なステージに感慨深げ。フルートの高橋瑞希さんは「アドリブやアレンジによる曲の変化が楽しかった」と感想を述べた。
吹奏楽部の出身でもある宮脇さん。本番まで生徒とは3回、事前に合奏しており、クラリネットのパート練習にも参加。橋本瑠七さんは「同じ楽器なのに全く違う音で憧れる。基礎の練習など分かりやすく指導してもらえて嬉かった」と話した。宮脇さんは「お互い楽しく演奏できてよかった。(自分のように)好きなことを続けていれば出会いや仕事につながる」と後輩たちにエールを送った。
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