振り込め詐欺を未然に防いだとして、浦賀警察署(杉本彰署長)は今月18日、セブン–イレブン横須賀内川一丁目店の葛城巧一さんとファミリーマート松山横須賀あわた店の齊藤由紀さんに感謝状を贈呈した。
葛城さんは先月24日、プリペイド型電子マネーを購入しようとする60代男性を接客。その後、店外で電話をしてATMで30万円を下ろす男性の様子に疑問を抱いた。詳しく話を聞くと「ショートメールでNTTから『滞納金があるので至急電話してほしい』『このままにしておけば裁判します』と連絡があった」と話したため、詐欺を確信して110番通報した。
齊藤さんは先月30日、メモ紙を片手にギフトカードについて商品説明を求める70代男性を対応。使い道を聞くと「パソコンの画面上に『ウイルスにかかっている』と表示され、指定された番号に連絡すると『解除するには5万円分を振り込むしかない』と言われた」と語ったことを受け、警察に相談した。
同署管内の今年の特殊詐欺認知件数は今月15日時点で5件、被害総額は1890万円。担当者は「手口は違えど、電子マネーという点で共通しているので気をつけてほしい」と呼び掛けている。
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