汐入地区の汐留町内会では、長く急な階段を昇り降りする人らが休憩できる手製のベンチを設置した。場所は汐入小学校の脇、かつて海軍の天文台だった赤レンガ建物に続く道の途中。数年前からこの地に週末移住している室井達哉さんが趣味で楽しむ日曜大工で腕を振るった。ヴェルニー公園の中にあるミュージアムに展示されているティボディエ邸からヒントを得て、家屋壁面に採用されている木骨煉瓦造りの構造を真似た。柱は付近で取り壊された家屋の古材を再利用している。子どもたちの絵を飾るスペースも設けており、町内会長の山下香さんは「憩いの空間になることを期待している。ティボディエ邸など地域の歴史に興味を持つきっかけになれば」と話した。
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>