湘南学院高校(佐原2丁目)で12月14日に出前講座が開かれ、1、2年生32人が現役の外務省職員から普段の仕事内容などについて話を聞いた。
高校生が外交・国際問題に対する関心や理解を深めるとともに、進路を選択する際の参考にしてもらおうと、外務省が1995年度から行っている取り組み。今年度は全国各地約130校での実施が予定されている。
この日、講師として訪れたのは、大臣官房国内広報室主査の石原丈嗣さん(逗子市在住)。大阪外国語大学を卒業後、外務省入省後、ハンブルグ大学(ドイツ)への留学を経て、在フランクフルト日本国総領事館などに勤務。会談の調整や通訳を務めた経験をもつ。
講演では、石原さんが「弱者に親切な人が多い」といった海外生活で気づいた価値観の違いや「知識を蓄えて世界の人々と交流することで、生活が豊かになる」など多言語を学ぶ魅力を紹介=写真。また「語学を含めて興味が沸いたことは若いうちから挑戦してほしい」と呼び掛けた。
参加した生徒は「視野を広げて将来を考えるきっかけになった」「石原さんのように誇りを持ってできる仕事に就きたい」と感想を語った。
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