稲岡町にある神奈川歯科大学構内にかつて清泉女学院が存在していたことを示す記念碑が建てられ、1月14日に同校の卒業生と学校関係者による除幕式が開かれた。
1947年に開校した同校が今年創立75周年を迎えることから、清泉小学校同窓会有志が跡地を表す碑を建立するプロジェクトを発足。3期生で横須賀商工会議所名誉会頭の小澤一彦さんらが寄付を呼び掛けた。
同校は横須賀の戦後復興に力を尽くした米海軍横須賀基地4代目司令官、ベントン・デッカー氏の支援を受けて設立された歴史的経緯があり、碑文にはこれを伝える一文も刻まれている。
深澤光代理事長は「当時は幼稚園から大学まであり、生徒と学生、シスターの姿であふれていた。教育の礎を築いた聖なる地に記念碑が建てらてたことを嬉しく思う」と挨拶した。同校は1963年まで横須賀を拠点にしていた。
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