神奈川歯科大学(櫻井孝学長)と緑ヶ丘女子高等学校(平田幸夫校長)は6月17日、歯科医師養成の「高大一貫共創教育モデル」の協定を結んだ。両校は2015年に同大教員による出張講義や大学施設利用など教育研究交流の協定を締結、今回はここから一歩踏み込んだもので、歯科医療を志す高校生を大学に繋ぐための「高大一貫」の連携を交わした=写真。
大学に進学する「18歳人口」が減少する中で、歯科医療に関心のある高校生の学びの意欲を高める目的。大学入学の選抜方法も独自に検討していくという。同高では特進・看護医療コースを開設しており、来年度からの入学生が協定によるカリキュラムの対象となる。
この取り組みは、国の教育改革に先んじたもので、昨秋ごろから具体的なイメージを両校で構築してきたという。地元の高校と大学の「共創教育モデル」は「おそらく国内では初めてで、歯科医師育成に向けた持続可能な新しい教育システム」と平田校長。櫻井学長は「高校では、基本的な学力だけでなく、倫理観や主体的・対話的かつ探求心を育んで大学につなげてほしい」と期待を語った。
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