神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2023年11月17日 エリアトップへ

「よこすか不登校支援ネットワーク」の発起人を務める 小林 怜奈(れな)さん 池田町在住 38歳

公開:2023年11月17日

  • X
  • LINE
  • hatena

「安心できる居場所と支援を」

 ○…「学校に行かない選択」をする子どもたちの多様な学びに経済的支援を-。フリースクール運営団体や居場所を提供する親の会などで作る「よこすか不登校支援ネットワーク」の発起人として、11月初旬に横須賀市教育委員会へ要望書を提出した。今後も意見交換の場を設けるなど、教育長から支援策の再構築に関する回答を得て、現状把握や不安解消に向けて一歩前進した。

 ○…中1と小5の子どもは、ともに小1から不登校となり、次第にひきこもるようになった。24時間365日、自宅という狭い空間で子と向き合い、支える日々。自身の気持ちも追い詰められぬよう、悩みや葛藤を吐露する場を求めて市内外の親の会に足繁く通った。横須賀でも同様の会はあったが、散発的に出来ては消えの繰り返し。SNSで同じく不登校の子を持つ市内の保護者と出会い、親子の学校外の居場所づくりをめざす「よりどこ」を立ち上げた。

 ○…2022年5月のグループ開設から1年半が経った。観音崎や荒崎などで外遊びをしたり、保護者同士の交流機会を設けたり。「来てよかった」との感想がやりがいだ。また、医療や福祉、教育などの関係機関や支援者で組織する「市ひきこもり支援連携協議会」の委員にも名を連ね、実情を訴えている。

 ○…24年1月には粟田で「居場所カフェ」を開店予定。「家族間でも打ち明けづらい気持ちがあるはず」。地域住民の利用はもとより、実体験をもとに「当事者や保護者が安心して話せる場所を作りたい」と話す。市の22年度調査では、市内1千人超の小中学生が不登校になっている。課題は可視化しにくい声なき声をどのように見つけ、サポートに繋げていくか。「取り組みを知ってもらうため発信を続けたい」

横須賀版の人物風土記最新6

小谷光子(おだにてるこ)さん

横須賀商工会議所女性会の会長を務める

小谷光子(おだにてるこ)さん

公郷町在住 74歳

12月8日

寺元 敏光さん

東京湾フェリーの黒船ラッピングの仕掛け人として観光振興に取り組む

寺元 敏光さん

久里浜在勤 60歳

12月1日

宮田 和彦さん

市井の人の半生を描いた『七人』を上梓した

宮田 和彦さん

根岸町在住 64歳

11月24日

小林 怜奈(れな)さん

「よこすか不登校支援ネットワーク」の発起人を務める

小林 怜奈(れな)さん

池田町在住 38歳

11月17日

根岸 清道さん

長澤武道館館長で、第32回日整全国少年柔道大会の神奈川県代表監督を務める

根岸 清道さん

長沢在住 50歳

11月10日

永井 宗徳さん

満昌寺副住職で、和尚さんバンド「forblue」でドラムを担当する

永井 宗徳さん

大矢部在住 33歳

11月3日

本まぐろ直売所

12/2・3は15周年感謝セール、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

  • 11月24日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2023年12月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook