鴨居の観音崎自然博物館で特別展「イカすイカ展」が開かれている。標本やパネル、グッズなどを中心に約200点を展示。9月29日(日)まで。
「そもそもイカって何だろう」。館内の特別室に所狭しと並べられた資料はそんな素朴な疑問に答えながらも、新たな魅力にも光を当てている。
具体例の一つが、全国のマニアが組織する「日本いか連合」によるグッズの数々だ。フェルト生地で手作りした「解剖ぬいぐるみ」、実際に水中を潜ることができる「イカ型水中ロボット」、52種の名前が覚えられるオリジナルソング「いかならべ」など奇抜な展示が来場者を楽しませる。
同館学芸員で副館長の山田和彦さんは「イカは研究者が少なく未知の領域が多い。食べて美味しい、調べて楽しいイカの魅力に触れてみて」と来館を呼び掛けている。
入館料大人600円、小中学生400円。開館は午前9時から午後5時。問い合わせは同館【電話】046・841・1533。
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