自然色に統一感を持たせた室内
衣笠商店街の空き店舗を利用した遊び場「まちなかキッズパーク」がパワーアップした。リニューアルオープンした今月21日には、親子連れで賑わった。
昨年行われた再整備に続いて、内装を一変。無機質だった壁や床に人工芝を施し、自然な色で統一。さながら公園のような空間に仕上げた。また、利用者拡大を図ろうと保護者の待合室には荷物置きや腰を掛けることができる段差を設置。乳児用のスペースには授乳室も整備した。
キッズパークがオープンしてから１年半が経過。製作を手掛けた株式会社「コトブキ」の調査によれば、遊び場の利用者は増加しており同パーク前の人通りも増えてきているという。同社の担当者は「全国で初めての事例で、実験途中。結果は出てきている」と話している。今後も調査を続けながら、手を加えていくという。
同商店街の安斎浩二さんは「子育て世代が商店街に来るきっかけになってくれればいい」と期待を込めた。
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