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寝違え 本格的な病気の場合も 取材協力/ゆたか整形外科
「寝違えた際は、しばらく様子をみて症状が軽減してくればよいですが、中には本格的な病気から痛みが来ている場合があるので注意が必要です」と、ゆたか整形外科の川名院長は警鐘を鳴らす。
眠りから覚めた際に、首の後ろや首から肩にかけて痛みが出る、いわゆる「寝違え」。痛みで首を動かせない時もある。
原因ははっきりしないことが多く、睡眠中の不自然な姿勢で一部の筋肉に血液供給が不足した、スポーツや労働で一部の筋肉が痙攣している、頸椎の後ろの椎間関節の炎症等―が考えられているというが、いずれにしても軽い病気と判断される。
しかし痛みが強い場合や長引く場合には、頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症、脊椎・脊髄腫瘍、感染、関節リウマチなどの本格的な病気の可能性もあると言い、注意が必要だ。
川名院長は「寝違えたら痛い方向に無理に動かさない方が良いでしょう。改善しないときは放置すると症状が長引くこともあり、専門医への受診が良いかと思います」と話している。
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