みうらっ子議 会 "市を元気にして!"質問相次ぐ 市内の中学生議員10人が登壇
1月22日に第9回「みうらっ子議会」が召集された。 同議会は20年後の三浦市を支え、様々な計画の推進に不可欠な力となる現中学生に、より深く市の現状や将来を考えてもらい、市政への関心を高めるとともに、社会参加を推進することを目的に、市内の中学から参加者を募り、毎年実施している。今年の参加者は三崎中学校から3人、上原中学校から3人、南下浦中学校から2人、初声中学校から2人の計10人。
昨年エントリーの際に作文を書いた議員は、その後三浦市の現状や仕組みを解説した「みうらっ子議員ハンドブック」で事前学習。12月25日に議員委嘱状の交付を受けた後、ワークショップ形式により、市の現状や市政の取り組み、地理的環境からくるマイナスとプラスの面についてなどの説明をもとにグループ討議等を経て、各自質問イメージを作り、冬休みを利用して練り上げた。
当日は市議会本会議とほぼ同じように進行。質問・答弁とも議長の許可を受けて行われ、環境問題や雇用政策、地域振興への提案など、市を元気にしてほしいという気持ちが伝わる質問が相次いだ。
議会全体をとおして、杉山実副市長は「今日は単なるイベントとしてではなく、我々も学び手としていろいろなご提案をいただきました。今日いただいたご提案を市政の運営で花開かせていくことが私たちの重要な役割であると思います」と話し、後半議長を務めた岩下悠希さん(南下浦中2年)は閉会に際して、「今回のみうらっ子議会で私たちが質問したことが、将来の三浦市がより良いまちになるために役立ってくれることを願います。市長さん以下、行政の皆さん、私たちの三浦市を住み心地の良いまちになるようによろしくお願いします」とのメッセージを送った。
参加した中学生議員からは議会終了後、「こういう場があると私たち中学生が日ごろ感じていることなどのナゾが市長を前にして解決できるのでいいと改めて感じた」「最初はこんなの私にはできないと感じていたけれど、いざやってみたら、自分が思っていた以上にちゃんとしゃべることができたのでよかった」「三浦市のことを真剣に考えてくれていて安心した」「今後の三浦市の発展がすごく楽しみだし、前よりももっと三浦市民で良かったと思いました」などの感想が寄せられていた。
|
|
|
|
|
|