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三浦版 公開:2011年5月27日 エリアトップへ

空き店舗を活用して開所した認知症対応型通所介護事業所「ぶらい庵」の施設長を務める 鈴木 光永さん 諸磯在住 29歳

公開:2011年5月27日

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相談されたら「NO」はない

 ○…4月に空き店舗を活用して三崎に開所した、認知症対応型通所介護事業所「ぶらい庵」の施設長を務める。社会福祉法人三浦市社会福祉協議会の職員として、就労意欲のある障がい者や就労困難者を対象に日中稼動していない飲食店を活用してランチ営業する三浦半島広域就労困難者等就労支援モデル事業や県内初の多機能ともしびショップ「カフェブルーシーズ」の開設に尽力。さらに三浦の福祉環境の充実を図るべく「ぶらい庵」を運営するNPO法人「スローハンド」を立ち上げ、これまでの経験から周囲に推され施設長に就任した。

 ○…空き店舗が多くシャッター通り化している三崎下町地区は、一方で高齢化率も高く、両方のニーズに応えるかたちで開所に至った。ボランティアや福祉、介護だけでなく様々な相談に経験を生かして対応していきたいという。「小さな社協のような地域の拠点になれば」と意欲を燃やす。

 ○…現在も暮らす諸磯で幼少時代から過ごしてきたが、生まれたのは三崎下町といい、縁がある場所のよう。家が自営をしており、学生時代は漠然と将来はそれを継ぐんだろうと思い手伝っていた。が、あるときいろいろな職業をみてみたいという衝動に駆られ、子どもの頃からの行動派の本領を発揮。地域福祉センターの送迎ドライバーの仕事に就いた。そこから事務局に移り、今に至る。「生まれ育った地元が大好きだから、三浦の役に立ちたい」その想いが自然と福祉の道に進ませたのかもしれない。

 ○…自身の活動の原点である「社協がやらねば誰がやる」の言葉を胸に、寄せられる要望に対し「相談されたら”NO”という言葉はない」という信念を貫く。と同時に、新しいことをみつけてどんどんやっていきたいと話す。困ったときはどうする?の問いに、「隣も近所も昔からの知り合いですから、皆に相談に乗ってもらいます」。最後に若者らしい笑顔が弾けた。
 

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