やりがい・仲間を見つけやすく 間を取り持つ「サークルなび」
市内で活動しているサークルの活動内容を登録することで、多くの市民が情報を得て参加できるなど生きがいや趣味を持つ機会づくりになると同時に、サークル活動の活性化を図ることにもつながる三浦市サークル活動登録制度「サークルなび」の平成23年度版がこのほど公開された。一覧を見る方法も新たに県内の情報を網羅したサイトからの検索が可能になった。
三浦市サークル活動登録制度「サークルなび」は、現在サークル活動をしている団体は、登録することで自分たちのサークルの活動内容を紹介することができるほか、一緒に楽しむ仲間を増やすチャンスが生まれる。一方、「何か打ち込める趣味がほしい」「引っ越してきたばかりで知り合いが少ないので、ぜひ友人を増やして地元のことをもっと知りたい」などのサークルに加入して活動してみたいという人には、気になるサークルを見つけるきっかけ作りになるというもの。
システムは、まず市内公共施設を利用して活動し同なびに登録をしたいサークルは、所定の登録申込書を市生涯学習課に提出。市はそれをまとめ一覧表を作成し、一般市民に閲覧ができるようにする。一覧表を見て興味を持ったサークルがあった市民は、同課にそのサークルの連絡先を照会し、市が情報を提供。それをうけて市民が直接サークルに問合せ活動に参加するという仕組みだ。
閲覧は、これまでは市生涯学習課、市青少年会館、潮風アリーナ、南下浦・初声両市民センター、市市民課お客様センター、老人福祉保健センター、勤労市民センターの各施設での一覧配布と市ホームページで見る方法のみだったが、今回から県内のサークルが情報を登録している神奈川県生涯学習情報システムホームページ「PLANETかながわ」(http://www.planet.pref.kanagawa.jp)からも検索が可能になった。
83団体を掲載
完成した平成23年度版「サークルなび」には、ジャンルに分けてサークルが掲載されている。
「運動系」が卓球、ストレッチ体操、健康体操、柔道、空手、太極拳のほか各種のダンスなど32団体、「ボランティア」が手話、障がい者余暇支援など5団体、「文化系」が俳句、絵手紙、合唱、美術、陶芸、手芸など46団体となっている。
市生涯学習課によると「市内のサークル活動は以前から活発で現在もそれは続いているが、メンバーがかなり多くなっていることを理由に、あえて同なびには登録しない団体等もあるため、掲載数はここ数年あまり変わっていない」と話している。
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