消防通信指令を共同化へ 横須賀市との協議会設立に調印 県内初
市と横須賀市は、消防通信指令を共同化することで合意し、6月30日に横須賀市役所で吉田英男三浦市長、吉田雄人横須賀市長が出席して、「横須賀市・三浦市消防通信指令事務協議会」の設立調印式が行なわれた。
「横須賀市・三浦市消防通信指令事務協議会」は、119番通報の受付や消防車・救急車の出動を指令する消防通信指令事務について両市で共同運用を図るべく、その準備を進めていくための協議会。県内では初の取組みで、平成25年4月からの運用開始を目指している。
三浦市では、先月の第2回市議会定例会に、同協議会設立に向けての規約を定める議案が上程され、可決された。
通信指令を共同化するメリットは、【1】相互応援出場体制が強化されるほか、高機能指令台を導入することにより出場時間の短縮が図られるなどの「消防救急体制の強化」【2】指令台の整備を共同で行なうことにより、その費用が低減される「整備費用の低減化」【3】共同して指令事務を行なうことにより、配置する司令員数の効率化が図れる「人員の効率化」-などが挙げられている。
市では、「再来年の共同運用開始に向けて、今以上に両市の結びつきを強くし、両市民の安全・安心をより一層確実なものとしていきたい」としている。
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