三浦半島の自然エネルギーは? 3・11をうけ原発・放射能についても考える講演会
8月23日(火)に南下浦市民センター講堂で、『原発・放射能・自然エネルギー〜目からウロコのほんとうのはなし』と題した田中優氏(=写真)の講演会が開催される。田中優みうら講演会有志の会主催、(社)三浦青年会議所・三浦商工会議所青年部後援。
この講演会は、「三浦市で電気を作れないか?」という疑問から、市内在住の様々な環境・立場の人が集まり座談会をスタート。それが3月11日の震災と原発事故をうけ大きな方向転換の必要性を感じ、「三浦半島で風力発電はできないのか?」「2機ある市内の宮川公園の風力発電はどうなっているのか?」「太陽光発電は普及しないのか?」という三浦半島の可能性を模索するようになり、同時に親として「福島原発の子どもへの影響はどうなのか?」「三浦の食は大丈夫なのか?」という心配・不安の声も重なり、結果、これまでそういったことに携わってきた人に生の話を聞く機会を作りたいと田中氏に依頼をしたもの。今回、疑問として上げた『放射能の子どもへの影響』と『三浦半島の自然エネルギーへの可能性』をテーマに話を聴く。
田中氏は、地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境・経済・平和などの様々なNGOに関わり、現在は「未来バンク事業組合」理事長、「日本国際ボランティアセンター」「足温ネット」理事などのほか、ミュージシャンの小林武史氏・桜井和寿氏(Mr.Children)らが主催する「ap bank」の監事も務めるなど、多岐にわたって活動・活躍をしている。
主催者では、「三浦市は住民の大半の糧は『漁』であり『農』であり『観』であるため、福島での出来事がそのまま生活に跳ね返っています。ここ最近よく耳にする『持続可能』と言う言葉を身にしみて感じる今、本当の『持続可能』な社会・地域経済を作り、次世代にしっかりと受け渡し出来るように、今回の講演をひとつの材料にしたいと思います」と話している。
当日は、第1部が「3・11後の子どもを守る〜よりよい未来を受け渡すには」(午後3時〜5時)、第2部が「地域の未来はみんなでつくろう〜三浦の自然エネルギーの可能性(同7時〜9時)となっている。
費用は1000円(高校生以下無料)で、1部・2部両方聴いても、どちらかだけでも同額。駐車場有り(限り有り)、子どもスペースも有り。
参加申込みは、WEBサイトhttp://www.smile-miura.com/miura.htmlから。
問合せは、【電話】046・887・1484イシバシさんまで。
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