三浦版 掲載号:2011年9月23日号
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魅力あふれる城ヶ島へ 検討委が創造プラン発表

間もなく八丈ススキの見頃を迎える城ヶ島(過去撮影)
間もなく八丈ススキの見頃を迎える城ヶ島(過去撮影)

 三浦市、地元自治会、商工関係団体と神奈川県の関係者から成る「魅力あふれる城ヶ島創造検討委員会」は、このほど城ヶ島の魅力を改めて見直した『魅力あふれる城ヶ島創造プラン』を発表。今後、地域が主体となり各方面と協力しながら、実現に向けた取り組みを進めていく。

 城ヶ島は、三浦半島有数の観光地として、自然景観、歴史・文化遺産など多くの観光資源に恵まれ、特に昭和35年の城ヶ島大橋の開通以降、多くの観光客が訪れた。しかし、観光客は次第に減少。最盛期の昭和45年には210万人だった来訪者数は、平成21年の推計値では109万人と、ほぼ半数に減ってしまった。

 原因については、「観光に求めるニーズや価値観の多様化」「新たな観光スポットの登場と交通網の発達等による地域間競争の激化」「相対的な魅力の不足」「夏季への季節的な集中」「観光資源の活用や観光地としての魅力の打ち出し方の不十分さ」などが考えられている。

 そこで、平成22年7月に開かれた横須賀三浦地域首長懇談会における「馬の背洞門」の保全についての論議等を踏まえて、城ヶ島全体の観光客に向けた更なる魅力の向上と再生を図るための方策を検討することになり、同年9月に「魅力あふれる城ヶ島創造検討委員会」を組織。あわせてその下に「基盤づくり」「誘客施策」 の2つのワーキンググループを設置し、委員会、ワーキンググループの会議での検討・協議を経て、このほど同プランをまとめた。

 プランでは、「基盤づくり」(ハード関係)として、【1】同洞門保全のため、含浸材と撥水材による補強工事を平成24年度に実施する予定。なお、23年度に調査・試験施工、スキームの検討(国土交通省の交付金の活用等)を実施する【2】ハイキングコース・誘導板を整備する【3】廃止となったユースホステルの跡地について、23年度に建物撤去後、例えば音楽の練習、コンサートや星の観察など多目的に活用できる広場を整備する予定―が盛り込まれている。

 また、「誘客施策」(ソフト関係)として、【1】水仙・菜の花・紫陽花をハイキングコース周辺・城ヶ島公園等に植栽し、四季を通じて花を楽しめる城ヶ島づくりを進めていく。23年度は国の緊急雇用の特例基金を活用【2】「食」に関する様々な資源に恵まれた城ヶ島にふさわしい新たな名物料理の開発、ブランドづくり等を関係者の協働により推進する【3】地層、史跡、海洋生物など城ヶ島の様々なテーマの楽しみについての体験型観光のプログラムづくりおよび実施―等となっている。

 そのほか、プランを支える基盤づくりとして【1】継続的推進体制の整備【2】情報発信体制の整備【3】民間事業者等の連携をあげている。

 プラン決定をうけ、今後これに基づき、地域の事業者・団体・市民が主体となり、関係者が協働・連携して取り組む。その手始めとして推進機関となる「魅力あふれる城ヶ島プラン推進委員会」(仮称)と、その傘下に「基盤づくり」「花」「食」などの関係者・機関によるチームを設置し、具体的な取り組みに着手する。

 また、あわせて観光客、市民へのPRの一環として、年間を通じて、イベントの開催など情報発信も強化。第1弾として、10月23日(日)に開催される「三崎港町まつり」では、城ヶ島会場として「花の植栽」「新名物料理の試食」「城ヶ島ガイドツアー」などのイベントを予定している。
 

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