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三浦版 公開:2011年9月23日 エリアトップへ

子どもたちが熱演 10/2(日)「いなりっこ」発表会

公開:2011年9月23日

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「恵比寿の舞」のシーン(過去の舞台から)
「恵比寿の舞」のシーン(過去の舞台から)

 三浦市指定重要無形民俗文化財・子ども版面神楽「いなりっこ」の『第39回発表会』が、10月2日(日)の午後1時から三浦市民ホール(うらり2階)で開催される。入場無料。

 「いなりっこ」は、農村の豊作、漁村の豊漁を祈願する信仰のひとつ「稲荷講」がなまった呼び名とされている。かつては、三崎の各地域で舞台を組み、子どもたちが中心となって太鼓を叩いたり面をつけて踊ったりして楽しむ「いなりっこ」が行なわれており、節分や初午の日には夜遅くまで踊り賑わいを見せていたといわれている。

 社会情勢の変化とともに全国的に民俗行事は衰退消滅するケースが増えているなか、「いなりっこ」の火は消すまいと昭和47年に「三浦いなりっこ保存会」が発足。海南神社に奉納されている「面神楽」の子ども版として、保存・継承・指導に努めている。

 平成14年に市重要無形民俗文化財に指定された。

 今発表会では、約20人の子どもたちが1カ月半に渡る練習の成果を披露する。

 演目は、「国がため」(最初に演じられる神楽でこの踊りが行なわれないと次の演目に移ることができない。五穀豊穣と国家安康を祈願する舞)、「玉取り」(お姫様の持っていた玉を若い武士が悪者たちから取り返す物語)、「種まき」(畑を荒らしたり人を化かす狐を里人たちが罠を仕掛けて捕まえる物語)、「恵比寿の舞」(大漁祈願の舞)、「湯立」(竃の神・荒神様が里人に悪さをする邪神・山の神を退治する物語)、「天狐の舞」(いなりっこで必ず演じられる狐の舞)、「茶番劇」(面をかぶらずセリフのある演目)を予定。

 問合せは、市文化財保護係【電話】046・882・1111内線412まで。
 

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