地層と地震でみる城ヶ島 自然観察会の参加者を募集
三浦半島活断層調査会による地質情報普及講座『城ヶ島の自然観察会〜馬の背洞門に大地震の爪痕を見る〜』が、10月30日(日)に開催される。小雨決行。
同調査会は、阪神大震災を機に発足。断層の調査は現地を歩いてデータを収集し、地元を中心に出前講座やパネル展示を通して「減災」の大切さを訴える活動を続けている。
今回は、地層と地震活動に焦点をあてて城ヶ島の自然を楽しもうという企画。
当日は、午前10時に「城ヶ島」バス停に集合し受付を済ませた後、〜城ヶ島西部灘が崎(10時20分)〜長津呂崎(11時30分)〜城ヶ島灯台(12時00分)〜昼食(12時30分〜午後1時)〜馬の背の洞門(1時30分)〜城ヶ島東部安房崎(2時30分)を歩き、「白秋碑前」バス停で解散予定(3時)となっている。
調査会では、「三浦半島最南端の城ヶ島は風光明媚な観光地として知られていますが、この自然豊かな場所には動物・植物ばかりでなく、たくさんの変化に富んだ地形・地質を見ることができます。西端の長津呂崎には白い火山灰層が炎のように舞い上がる火炎構造、ノコギリの刃のように尖った地層、島の中央には波のはたらきでできた海食洞などがあります。その海食洞である馬の背洞門は、1923年の関東大地震で1・4メートルも隆起したことが知られており、さらにその他にもたくさんの地質現象を見ることができるので、三浦半島がどのようにしてできたか知ることができます」と話している。
参加の募集定員は30人。費用は、500円(資料代・保険料)。
応募は、往復はがきに住所・氏名・電話番号を記入し、10月23日(日)までに、三浦半島活断層調査会事務局に申込む。問合せも同。
申込先/〒238-0042横須賀市汐入町3-23三浦半島活断層調査会・事務局(松崎健一方) 【電話】046・825・6665
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