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三浦版 公開:2011年10月21日 エリアトップへ

今年は子どもたちも登場 菊名のあめや踊り上演

公開:2011年10月21日

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 県指定無形民俗文化財『菊名のあめや踊り』が、今年も10月23日(日)に菊名児童会館前広場で上演される。午後7時から9時30分。雨天順延。

 あめや踊りは江戸時代の街頭の飴売りが人寄せのために歌舞を演じたのが始まりで、発祥の地も創始者もわからないが、江戸時代末期に千葉、神奈川、埼玉、茨城南部、東京周辺の農村地帯で盛んに行なわれたという。呼び方も地域によって様々で、千葉では「中山踊り」、東京・埼玉では「万作踊り」「豊年万作踊り」と呼んでいるところが多い。

 県内では、明治から大正のころに、飴与三(菊名)・飴直(藤沢)・飴平(戸塚)らが、戸塚、鎌倉、三浦にかけて飴を売りながら、村々の青年に教え、「あめや踊り」として神社の祭礼に奉納されてきた。

 「菊名のあめや踊り」は、市内菊名にある白山神社の例祭に奉納されてきたもの。内容は「手踊り」と「段物」に分かれ、手踊りが中心で、これにはセリフが少し入る。段物は歌舞伎や狂言などを取り入れたセリフの入った芝居となっている。以前は20種類の演目があったそうだが、現在は指導者不足などの影響もあり、7種類が伝え残されている。

 今回も昨年に続き「白松粉屋」「かきがら」「新川」「子守」「五段目(忠臣蔵)」「笠松峠」「細田の奴」の7演目を予定。特に「新川」「かきがら」は地元の子どもたちが踊る。関係者らは、「練習した成果を多くの方に見てもらいたい」と話している。

 場所は、京急「三浦海岸」駅から剣崎方面バスで「白山神社前」下車徒歩3分(駐車場なし)。

 問合せは、市生涯学習課【電話】046・882・1111内線412まで。
 

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