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三浦版 公開:2011年11月4日 エリアトップへ

B-1グランプリに臨む三浦中華料理研究会の会長を務める 石渡(いしわたり)道雄さん 三崎在住 67歳

公開:2011年11月4日

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ひとのために まちのために

 ○…11月12日(土)・13日(日)に開催される『第6回B-1グランプリin姫路』に三崎まぐろラーメンで出展する「三浦中華料理研究会」の会長を務める。昨年の厚木大会に続く出展だが、今回は町おこしの趣旨に則り皆がサポーターの「三崎まぐろラーメンズ」という団体名で参加する。昨年は初参加でいきなり5位入賞。「自分たちでもびっくりし、うれしかった」と笑う。一方で予想をはるかに上回る量が出たため、途中で慌てて増やすなどバタバタした苦い経験を今回活かす。

 ○…もともと「まぐろのカブトをベースにしたスープでラーメンが作れないか」と知り合いに依頼されたところから始まった。市内の飲食店経営者に声をかけたところ8軒が集まった。各店が試行錯誤しながら試作品を作り続け、1週間に1度のペースで試食。そしてたどり着いた。最初は皆が「臭いが残り合わないだろう…」と、内心抵抗があったという。が臭いは消え、意外に合うことに驚いた。結果、一躍人気グルメに成長したが、各店で同一の商品を大量に提供するため、作り方や保存方法などかなりの苦労があった。「なにより皆が忙しいのに集まってくれて、よくやってくれたよ」と、しみじみと話す。

 ○…生まれは浅草。父親が向島で菓子問屋をしており当然継ぐのだろうと思っていたが、突然職人が亡くなったことで修業に出ることに。しかし働きに出た先はそば屋。がそこで調理のおもしろみに目覚め、後に中華の道へ。そして三浦で和食店をしていた義兄に「漁師にはやはり大衆食堂の方がうける」と誘われ、2人で三崎に出店。現在は、単独で中華ポパイを営む。開店時から最も大切にしている「もてなしの心」は、今も変わらない。

 ○…姫路大会では「順位とかは別にして、町おこしのためにサポーターみんなの力を借りて、三浦三崎を知ってもらえるように頑張ってきたい」。最後に力強く語ってくれた。
 

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