三浦ブランド 新たに2商品を認定 現在21事業所51商品に
三浦商工会議所は、このほど今年度の「三浦ブランド」の審査会を実施し、新たに三崎朝市協同組合の「三崎まぐろの鉄火焼」と(株)元気もりもり山森農園の「人参ジュース」を認定した。また、5年ごとの見直しによる平成18年度認定商品の再審査で、6事業所の9商品が再度ブランド商品として認められた。
三浦市は温暖な気候と首都圏という大消費地を控える立地条件のもと、農業・漁業が盛んに行なわれ、新鮮な農水産資源が豊富に扱われている。
「三浦ブランド商品」は、それらを背景に、市外および県・国外の廉価な商品が氾濫する中、市外の市場への販路を拡大するためには、潜在力の高い個々の産品の商品力を高め、安心安全性、デザイン性など消費者ニーズに応えた市外製品に対抗できる力を持つ、いわゆる「ブランド化」を図る必要があるとの考えから生まれたもの。
三浦商工会議所が、地域産業資源としての海産物・農産物等を利用した観光土産や食品などに対し、「三浦ブランド商品」として審査会を経て認定。販売を行なう事業者等に対して、三浦ブランド商品認定事業者協議会として、各種PR活動と共同販売促進活動等のほか必要な支援を行なっていく。平成22年度は、「横浜かながわ屋」(常設)や「キミサワ港南台SC店」(偶数月第2土日)、うらり内の販売拠点「三浦ブランド館」で販売を行なったほか、ホームページでも取り扱っている。
今年度も8月から9月末まで新たな商品を募集。対象は、農水産物や市内の資源(農漁業・観光・技能)を活用した”三浦らしさ”を伝える加工食品等で、市内で生産(水揚も含む)・製造されるものとしていた。
このほどそれを決定する審査会が開かれ、三崎朝市協同組合の「三崎まぐろの鉄火焼」と(株)元気もりもり山森農園の「山森農園の人参ジュース」が認定された。
あわせて5年ごとの見直しによる再審査も行なわれ、初年度となる平成18年度の認定商品である6事業所9商品が再度ブランド商品として認められた。今年度審査会後の三浦ブランド商品は、21事業所51商品となっている。
再認定商品は以下。
「まぐろ燻製」((有)マルヤマ小山商店)、「豆乳プリン」((有)高梨商店)、「いか塩辛」(ちとせ水産)、「いか一夜干」(同)、「いかトンビ塩辛」(同)、「いか沖漬風味」(同)、「野菜プリン」(民宿あほうどり)、「三崎まぐろラーメン」((有)丸清製麺)、「トロちまき」(三崎朝市協同組合)。
三浦ブランドについての問合せは、【電話】046・881・5111三浦商工会議所「三浦ブランド商品」担当まで。
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