「白秋特別展」期間を延長 利休ねずみ反物などを展示
城ヶ島にある「白秋記念館」で開催されている『白秋特別展』の期間が、12月20日(火)まで延長された。
これは第34回みさき白秋まつりの一環として行なわれているもの。
北原白秋は、三浦三崎をこよなく愛した詩人で、三崎滞在時代は、白秋文学の上でも重要な転機をもたらしたといわれている。
主な展示内容は【1】「城ヶ島の雨」掛軸(昭和16年、白秋が建碑のため揮豪した縦180cm・横90cmの大型装幀掛軸) 【2】白秋酔余の一筆「小村君像」掛軸(昭和7年、三崎出身の作曲家・小村三千三を酔ったときに描いた似顔絵の掛軸)【3】 「利休ねずみ」色の反物(「城ヶ島の雨」の歌に出てくる「利休ねずみ」は江戸時代の染色名で、この色に染めあげた反物)【4】「白秋自筆の挿絵」特集(白秋は「言葉の魔術師」「詩聖」そして「色彩の詩人」とも言われ、若き日には画家を志したこともあった)。
当初は11月30日までで終了の予定だったが、好評のため延長された。
入館は無料で、開館時間は午前10時から午後4時。月曜休館。
場所は京急・三崎口駅から「城ヶ島」行バス「白秋碑前」バス停下車。
問合せは、同記念館【電話】046・881・6414へ。
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