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三浦版 公開:2012年2月10日 エリアトップへ

新中学校名を募集 三崎中と上原中の統合をうけ

公開:2012年2月10日

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吉田  英男市長
吉田 英男市長

 市は、2014年4月に三崎中学校と上原中学校を統合し、新しい中学校を創設する「三崎地区中学校適正配置実施計画」を今年1月25日に策定。今後計画を進めるなかで、新しく誕生する中学校の校名の募集を始めた。

 市ではこれまで少子高齢化社会における通学区域の変更や隣接校との統合による小中学校の適正規模の確保、小中一貫教育によるきめ細かな指導と中1ギャップの解消、学校選択制による特色ある学校づくりなど、より良い教育環境の実現に向けた適正化措置について、多岐にわたる様々な議論をしそのいくつかを報告書や提言にまとめてきた。

 そのなかの一つが、2010年7月の「三浦市立小中学校適正配置推進計画」。これは、小規模化が顕著な三崎地区の中学校の適正化を図ることについて市と市教育委員会が定めた計画で、具体的には三崎地区内にある三崎中学校と上原中学校について、通学区域の変更または隣接校との統合のいずれかの適正化措置を行うこととしたもの。

 これについて昨年7月に、学識経験者や保護者・地域・学校関係者からなる「三崎地区中学校適正配置協議会」による、同地区中学校のあるべき姿を中心にそれぞれの立場から意見交換が行われた内容をまとめた、「三崎地区中学校の適正配置に関する意見書」が、市教育委員会に提出された。

 意見書では、「総合的な見地から三崎中学校と上原中学校を1校に統合して新中学校の創出を目指し、2013年度までに手続きを行い、翌年4月に新たな教育環境でスタートを切るべき」という基本方針が打ち出され、校名は広く市民から公募し決定すべきという点等も盛り込まれた。

 意見書の提出をうけ、市と市教育委員会は今月同実施計画を策定。校名募集を始めた。

 応募資格は、市内在住・在学・在勤者もしくは市外在住者も含む三崎中学校または上原中学校の卒業生。

 応募にあたっては、【1】「三崎および上原中の歴史や伝統を尊重し、知育・徳育・体育の調和のとれた教育を推進する新しい中学校の創設」という基本理念を考慮した校名【2】漢字の校名案の場合は振り仮名を必ずいれる【3】1人1点のみ【4】選考については同じ校名案の応募数を選考の主要因としない【5】決定した校名の著作権は市に帰属する-としている。

 応募は、用紙に必要事項を記入し、市教育委員会事務局教育部総務課へ持参・郵送・ファックス・電子メール・市ホームページ電子申請による方法があるほか、青少年会館1階・南下浦または初声出張所・三崎地区小中学校に設置している応募箱に投函することもできる。2月29日(水)必着。

 校名は、募集締切り後、新中学校基本理念等検討懇談会で案が話し合われ、それをうけ教育委員会定例会で案を決定。市議会に提出され正式決定する。

 問合せ・応募先は、市教育委員会事務局教育部総務課〒238-0235三浦市城山町6-9 【電話】046・882・1111内線343 【FAX】同・881・7854 Eメールkoumei-boshu@city.miura.kanagawa.jp
 

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