三浦海岸桜まつり 開花遅れ期間を延長
2月11日から3月11日(日)までの期間で開催されている「三浦海岸桜まつり」が、今年は1月の少雨に加え2月の低温の影響により河津桜の開花が例年に比べ大幅に遅れていることから、期間を1週間延長し3月18日(日)までとなった。
河津桜は、1月下旬から2月にかけて開花する早咲きで知られ、花は桃色か淡紅色でソメイヨシノよりも桃色が濃く、また花期が1カ月と長いのが特徴。京急・三浦海岸駅から線路沿いに小松ヶ池公園までの1キロほどに、約1千本の河津桜が植えられている。
この桜が咲く時期と場所にあわせて、三浦海岸まちなみ事業協議会桜まつり運営委員会(西崎則雄委員長)の主催で毎年開催されているのが、今年で10回目となる「三浦海岸桜まつり」。期間中は、三浦海岸駅前に設けられたテント村で、新鮮な地元産の野菜や海産物などが販売されている。
例年ならすでに線路沿いには、桜のほか菜の花も同時に咲き並び、色とりどりの景色や春の香りを楽しめるのだが、今年は2月末日の時点で菜の花は咲き誇っているものの、肝心の桜はまだ多くがつぼみの状態で、京急線の線路沿いと小松ヶ池公園に一部開花している木がある程度となっている。
市では「これから気温が上昇すれば開花が進むと思われ、見ごろは3月第2週目過ぎころになる見込み」としている。
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