神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2012年4月6日 エリアトップへ

研究・育成・発展で連携 市と臨海実験所が協定

公開:2012年4月6日

  • LINE
  • hatena
締結書を手にする市長と赤坂所長(右/市提供)
締結書を手にする市長と赤坂所長(右/市提供)

 三浦市は、市内三崎町小網代にある東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所(通称「三崎臨海実験所」)との間で連携協力に関する協定を結ぶことを決め、3月27日に吉田英男市長と同実験所の赤坂甲治所長が出席して締結書を交わした。「今後、協定に基づき継続的に発展させていきたい」としている。

 市と東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所との連携協力に関する協定の締結式が、先月27日に吉田市長と赤坂同実験所所長が出席して市役所内で行われた。

 これは、市と同実験所とが相互に緊密な連携協力を行うことにより、最新科学の情報や最先端の研究成果等の発信を通じて、学術研究、人材の育成と地域社会の発展に寄与することを目的としたもの。

 同実験所は、世界的にも稀な豊かな生物相を有する三浦を動物学研究の拠点とするため、1886年(明治19年)に国内初、世界でも最も歴史の古い臨海実験所の一つとして現三崎町に設立された。1897年(明治30年)から生物相の豊かな油壺に移転し現在に至る。設立以来、多数の国内外の研究者・学生に利用され、その数は年間延べ2万人。国内における生物学の発展に大いに貢献をしており、世界的にも、ウッズホール(米)・ナポリ(伊)・プリマス(英)の各実験所とともに海産動物研究の歴史に大きな足跡を残している。

 市では、当面の連携協力事業として、地域密着型海洋教育教材の開発や協定締結を記念した講演会の実施などを予定。「今年度以降、係る活動内容等を検討する協議会を設置し、各種事業を実施しながら連携協力を継続的に発展させていきたい」としている。
 

三浦版のトップニュース最新6

災害用トイレ足りるか

三浦市

災害用トイレ足りるか

県下33市町村に本紙調査

3月29日

旧三崎中に複合施設整備

三浦地所

旧三崎中に複合施設整備

今秋ごろから順次開業へ

3月29日

浦賀沖でサーモン養殖

浦賀沖でサーモン養殖

若手漁師ブランド化めざす

3月29日

中学野球部が存続の危機

中学野球部が存続の危機

「地域移行」で再生なるか

3月15日

障害者目線で考える社会へ

障害者目線で考える社会へ

合理的配慮 4月から義務化

3月15日

目指すは「愛される力士」

天神町出身新谷さん

目指すは「愛される力士」

大相撲での飛躍誓う

3月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook