34回市民スポーツ大会 三浦の野菜を使ったリレー 10月7日(日)午前9時開会
子どもから高齢者まで参加できるスポーツを通して地域交流を図る「市民スポーツ大会」が10月7日(日)に開催される。大会は市内3地区を会場に行われ、鈴割りや玉入れなど定番の種目から、三浦の野菜を使ったリレーなどオリジナル競技を用意。1日楽しめる大会となっている。
今年で34回目となる同スポーツ大会。子どもから高齢者までスポーツに参加することで地域の人々と交流を図るとともに、体力づくりのきっかけにしてもらおうと年に1回開催されている。主催は、各地区の区長や学校長、スポーツ推進委員、子ども会関係者など、市民で組織された大会運営委員会と教育委員会。
大会は、三崎地区(三崎中学校)と南下浦地区(南下浦中学)、初声地区(初声小学校)の3つの会場で行われる。種目は、鈴割りや玉入れ、リレーなど3地区共通の他、中央の棒をチームで引き合い勝敗を決める棒ひき・4人でカラーコーンを渦潮のようなうねったコースを回るうず潮レース(三崎地区)や中央に設けた水槽に釣り糸を垂らして商品を釣る大漁1本釣り借り物競走(南下浦地区)、浮き輪の中にビーチボールを入れ土星のような形にしたものを2人1組でひいて競争する地球から土星(初声地区)など、各地区オリジナルの種目が用意されているのも特長だ。
第1回大会は昭和30年、市政施行の年に開催された。当時は、今とは違い1カ所で行われていた。参加者を合わせた来場者数は約4万8千人だったという(市調べ)。今のように3地区で開催となったのは、昭和54年の第33回大会から。増えた参加者に対応するためだ。しかし、その後の人口減少や生活スタイルの変化から参加者も減り、ここ数年は約5千人(3地区合計)で推移している。参加者の減少を受け、過去に1カ所での開催という話が運営委員会で議題に上がったが、高齢者や子どもの利便性からも現実的ではないという意見からなくなった経緯がある。事務局を担う市スポーツ課は「今では、地域性に即したオリジナルの種目をプログラムに組み込むなど、特色を出した大会となっている。スポーツを通じて、世代を超えたコミュニケーションを深めるいい機会になっていると思う」と話している。
開会時間は、3地区とも午前9時(雨天中止)。各地区別の詳しいプログラムは市のホームページを参照。
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