三浦版 掲載号:2012年11月2日号
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タウンレポート 目指すはその道のプロ

イルカを指導する山口さん
イルカを指導する山口さん

 京急油壺マリンパークでは、バンドウイルカやカリフォルニアアシカ、フンボルトペンギンなど400種以上の魚類や海獣などが見られる。定期的に行われているイルカのショーなどは、人気のイベントで来場客を楽しませている。今年4月、8人の新人が入社した。その中の細根裕也さん(22)、山口美咲さん(21)に半年経った今の仕事を取材した。

目標に向かって歩む新人

 細根さんは営業部門に配属。イベントの企画立案や広報が主な業務。最初に任された仕事は、ホームページのリニューアルだ。大学時代に学んだパソコン技術を生かす。「イベントのタイムスケジュールの分類や色分けをすることで、お客様が見やすいようにした」と改善点を説明。企画会議にも出席、イベントの企画提案作成に携わっている。

 今の課題は、企画立案力と自己分析。「会議でアイデアを出さなければいけないが、良い案が出てこなくて」と漏らす。少しでも情報を得ようと、休日は様々な所に出向き、イベントの内容や集客方法、ポップなどを勉強している。「今は勉強。様々なものを見て吸収し、仕事に生かせるようにしたい」。

 市内岬陽町に住む。学生時代のアルバイトがきっかけで入社を希望した。「地元の会社で働けることに、両親も喜んでくれた」。半年経った今、「広報活動のいろはを勉強し、集客に結びつけるために、何をやるべきか。どのような方法があるのか。社員としての責任の重さを感じている。一つ一つの仕事に責任を持って取り組んでいく」と前を見る。現在、冬のイベントに向けて準備中。目標は「しっかり外に向け、広報できるように知識を身につけたい」と決意を新たにする。

 山口さんはイルカを担当。専門学校でドルフィントレーナーを専攻。物心ついたときからイルカに係わる仕事に就きたいと夢見てきた。その夢が叶った。

 プール際で、手を上下左右に動かしイルカとコミュニケーションをとる。イルカと接する姿勢は、堂々としている。「前より自分の思うように動いてくれるかな」と笑う。ここまでの道のりは決して楽ではなかった。「最初は指示通りに動いてくれなくて」と入社当時を振り返る。どうすれば思うように動いてくれるのか。先輩の動きを勉強し、不明な点があれば聞く。必ず気持ちは通じると信じ、何度も繰り返す。

 1日3回のエサやり、トレーニング、イルカの体調チェック、掃除と多忙な毎日。「イルカの表情やしぐさでその日の調子を読み取れないといけない」―もっとも気を遣う点だ。「言葉が通じない代わりに、私が気付いてあげないといけないから」と、さらりというところはプロとしての自覚が感じられる。今ではショーに出演し、来場客を楽しませている。「高い技術を習得し、さらに上を目指したい」と夢は膨らむ。

 京急油壺マリンパークは、1968年(昭和43)4月に京浜急行電鉄(株)創立70周年記念事業として建てられた。年間入場者数は約30万人。自然環境の保全に努めるとともに、魚やイルカ、アシカなどの生態や習性を科学的・教育的に紹介する。また、児童福祉施設の子どもたちや高齢者を招待するなど、様々な貢献事業を行っている。
 

ホームページをチェックする細根さん
ホームページをチェックする細根さん

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