海をとらえた1枚の写真 海洋教育写真コンテスト
東京大学大学院理学系研究所科附属臨海実験所(東京大学三崎臨海実験所)、三浦市共催の「子どもから見た三浦の海」をテーマにした写真コンテストで201点の中から12人の写真が選ばれた。昨年12月12日、同大学実験所内で表彰式があった。コンテストには、子どもならではの発想力の高い写真が集まり、主催者も驚きを見せた。
最優秀賞に輝いたのは、「海の生き物部門」の石毛花奈さん(上原中2)と、「海の風景とくらし部門」の丹波仁君(名向小5)の写真。
同大学実験所と三浦市は海洋教育促進を目的に、教育面での連携をとっている。このコンテストは、その一環として行われたもので、市内の小・中学生を対象に、海にまつわる写真を募集することで、子どもたちに海への関心を深めてもらうのがねらい。
最優秀賞の石毛さんの写真「城ケ島のカニ」は、岩陰に隠れていることの多いイワガニをうまく撮影したことが評価、丹波君の写真「夏の終り」は、骨組みだけとなった海の家を撮ったもの。にぎやかな夏の終わりを描写していると評価された。
同大学実験所では「生き物と同じ目線で撮るなどレベルの高い作品ばかり。子どもの発想力の高さに驚かされた作品も多かった。これを機会に海への関心が高まることを期待したい」と話している。
優秀賞ほかの受賞者は次のとおり(敬省略)。
海の生き物部門/出口龍希(名向小5)、澤村恵人(名向小6)、臼井裕美(上原中2)、松島友(上原中3)。海の風景とくらし部門/田中芹奈(名向小5)、増井菜々海(上原中2)、高木緋々呂(上原中3)、小泉沙耶(上原中3)、丸山日和(上原中3)。特別賞・加藤杏実(上原中3)。
なお、受賞作品は同大学実験所のホームページで見ることができる。www.mmbs.s.u-tokyo.ac.jp/
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