正しい知識を学び生かす 「うつ病」講演会に70人参加
専門の講師を招き、うつ病について正しい知識を学ぶための講演会が1月28日、三浦合同庁舎内で行われ、約70人が参加し講師の話に耳を傾けた。
日本人の約15人にひとりが経験すると言われている「うつ」。決して軽い病気ではない「うつ」は、身近にあるものとして考えなくてはいけない。この講演は、大切な人が「うつ」になったとき、何ができるのかを考えようと三崎保健福祉事務所・三浦市などが主催しておこなわれた。
講師を務めたのはNPО法人МDA―JAPAN理事長の山口律子氏。山口さんは「気合で治すや家で寝ていれば治る、薬の服用方法など、うつ病に対して誤解をしている人がいる。まずは正しい知識を学ぶこと」と訴えた。そして「うつ病だからといって即自殺ではない。自殺の前には必ずサインがある。家族や周囲の人がそのサインを知ることが大切」と話した。参加者は、山口氏の言葉にメモを取りながら真剣に聞いていた。
三崎保健福祉事務所保健予防課の竹田徳幸課長は「今回の講演をきっかけにしてもらい、心の健康に関心を高めてもらえたら」と話していた。
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